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12. 【掌蹠膿疱症の快方に感謝】

私は60代、男性、都内在住です。10年近く前から足の裏に水泡ができ、痒くて掻いてしまいさらに膿疱が潰れて広がるといった症状に悩まされてきました。最初は水虫か何かと思い、市販薬を使いましたがなかなか治りませんでした。

 皮膚科を受診すると、ステロイド系の外用薬を出され しばらくは収まるのですが、やがてまた足だけでなく手掌にも水泡ができるようになりました。痛痒くて、つい搔いてしまい、薬を塗ってもなかなか治りません。ある大学病院にも通院し、紫外線療法やパッチテストも行い、「金属アレルギー」の結果が出たため、歯科医院で虫歯治療で充填した金属を取り除いてもらったこともあります。しかし、いくら通院し、塗薬をつけても治らず、手の皮膚がはがれて血が滲んでくるため、手袋を着用せねばならなくなりました。

 大学病院とは別の健保組合の診療所でそのころ、ようやく「掌蹠膿疱症」と診断され、「膿疱ができるメカニズムは現在の医療ではわかっていない。これは慢性的なので、こまめにステロイドの外用薬を塗って症状を抑えるしかない。5年、10年と長引く人が多い。」などと説明されました。東大医学部卒の医師でした。しかし、言われた通りステロイドを毎日塗りこんでも、やや軽減するものの、さらに悪化。そのうち足の裏の症状がひどくなり、歩くのも立っているのも辛くなってきました。

 漢方薬が効くという話を聞き、ある大手の漢方薬店に相談すると、「月2万円くらいかかるが、最低半年は飲み続けてほしい」といわれ、最初に10万円ほどかけて薬を購入。それを継続して飲んでいても結局治りかけたり、また発症したりを繰り返していました。足裏の痛みをカバーする為、歩き方がおかしくなり、持病の腰痛もひどくなってきて、日常生活に継続的に支障がでるようになりました。

 どこかに、専門医はいないものかとインターネットで探していると、「ジーク夏見クリニック」が目に留まり、「1週間で治る」という信じられないような紹介が出ていました。藁をもすがる思いで、船橋市まで出向くと、神野伸司院長は「こんなのは病気の内に入らない。1週間で快方に向かうよ」と言い、いくつかの漢方薬(塗り薬と飲み薬)を処方してくれました。診療費は、勿論、保険診療で 初診料を含めて僅か2千円弱。本当に治るのかどうか不安もありましたが、1週間もすると、症状が劇的に軽くなっていきました。 さらに 1カ月、2カ月と経つにつれ、痛みは全く消え、手足の膿疱も殆ど無くなり、やや痒みはあるもののそれまでの症状が嘘のように消えてしまいました。漢方の軟膏と漢方薬のおかげで、日常生活への支障は全くなくなりました。

 「5年、10年と長引く」などといった、それまでの医師たちによる治療は一体何だったのでしょうか?

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